ウガンダで病院いってきた
こんにちは!
先日咳と頭痛と寒気が止まらなくて苦しかったので、ウガンダの病院に初めて行ってきました😓
体調不良で病院行くのは何年ぶりかな?
初めてのウガンダの病院だったので不安いっぱいでした(笑)
いろいろ紹介したいなあと思います👍
1.日本の病院とに違うなと思ったところ
①患者が少ない
違うなぁと思った一番大きな部分は、「人(患者)が少ない」ということ😯
午前10時過ぎくらいに行ったらお客さんは自分たちの含めて2~3組だったかな?
日本人が高齢化社会っていうのを病院でひしひしと感じました🤔
お医者さんは二人いたので結構診察室までは早くいけるかと思います。
②風通しの良い院内
今回私が一番苦しめられたといってもいいでしょう、風通しについてです😅
病院と言えば「建物」ですよね🏥
屋根がついていて、壁に窓がついてると思うでしょ?
屋根はもちろんあるけど問題は壁です↓
画像左側の壁にはガラスははられていない為、風が吹き込んできてとても寒い(笑)
長袖長ズボンで来たんですが、寒すぎて待ち時間ずっと震えていました。
病院来るときは体を温められるものを持ってくることをお勧めします。
2.マラリアの検査もしてみた
症状からマラリアが疑われたので検査することにしました💉
まず血液検査するために採血されました。
「ウガンダの注射、失敗しないかなぁ、大丈夫かなぁ…」
とおもいましたがプロでした。全然痛くなかったし一発で決めてくれました。
ありがとうございます😃
採血したら、検尿と検便して待合室で結果が出るまで待ちます。
待合室にはウォーターサーバーもあるので水は飲めますよ🥤
結果、今回はマラリアではありませんでした!良かったです🙃
3.会計
①会計方法
採血が終わったら結果を待つ前に、先に会計に行くように言われました。
「初の海外の病院でいくらかからるのかなぁ」
と不安まみれだったので行く前にATMで多めにお金おろして万全の状態で行ったのですが、今回の病院(Surgery)ではカード払いも対応していました💳
メーカーはVISAとMASTERは使えるようなので、ATMよってお金おろしてとかの手間をかけるよりはカード払いの方がが便利かもしれませんね!
②値段
皆さん気になるのは値段ですよね?
今回かかった値段は…
診察料 105,000 UGX
マラリア検査 75,000 UGX
薬代 28,000 UGX
計 208,000UGX となりました。
日本円で約6,000円ですね。
日本は健康保険証使えばもう少し安く診察受けれるかなぁと思うので安くはないのかなと思います。
4.最後に
今回海外の病院に行く初めての経験をしました
もう行かないように体調管理しなくてはですね!
薬はこんなの貰いました💊
1錠×2回で1日計2錠のようです
しっかり飲んでしっかり治します!
ではまた!
ウガンダのローカルなところでで髪を切ってみた
こんにちは!おばです😁
今回は、ウガンダで髪の毛を切ったときのお話をしようかなと思います。
私は坊主頭でウガンダに来たので二か月くらいは何もしないでよかったのですが、さすがに伸びてきたので切ろうと思いました🙃
ウガンダで髪の毛を切るとなると、選択肢はだいたい三つになります。
①自分や友人同士で切る
②都市部(カンパラ)のいいところで切る
③そこら辺にあるローカルな床屋さん
せっかくなので、今回はウガンダ人と同じように③のローカルなところで切ってみようと思います😋
ウガンダ人がどんな感じで髪切ってるのか結構気になってたんですよね。
てなわけで、行ってみました。
お店の外観はこんな感じ
コンテナを改装したようなやつですね
中には2席、広いとは言えませんね(笑)
席についたら目の前にバリカンだけ…
「あれ、ハサミは?」
ウガンダ人でストレートな髪質の人は殆どいないので、だいたいの人がバリカン一本で仕上げて終わりです。
ハサミはないのか不安になって聞いたところまさかの…
いや、これ一家に一個あるやつ!(笑)
逆にハサミ使うのが不安になったので、バリカンだけで仕上げてもらいました(笑)
ウガンダ人は横刈り上げて上の髪を残すと「いいね!」って言ってくれます(笑)
↓今回の仕上がりはこんな感じ
なんか髪の毛乗ってるみたいになっちゃった(笑)
横はアタッチメントなしのバリカンでやられました、野球部以来の五厘刈りですね😓
最後にこの緑のやつを頭に塗られて終了😃
値段は3,000UGX(約100円)だったからいいかな(笑)
今度はカンパラのいいところで切ってみようかなと思います👍
参考にしてみて下さ~い😍
ウガンダの警察にお世話になった話
こんにちは!
エボラ出血熱の事が日本でもニュースで流れているようですね😅
心配してメッセージ送ってくださった方ありがとうございます😊
過去一かなってくらいメッセージ来ました(笑)
コンゴで流行しているエボラですが、入ってきたのはウガンダとの国境であるカセセという県までで、住んでいるところからは離れているので今のところ問題ありません🙆
情報に気を配りながら気を付けます👍
さて、題の通りですが新居に引っ越してから一か月ほどたった頃、ウガンダの警察さんにお世話になってしまいました😂
あ、捕まってはいないですよ(笑)
街で買い物して、家に帰ってきたら家の前に警察官三人が待ち構えていました😅
本当にあるんですねそういうの!
どうやって家の場所知ったんだろうとか思いましたが、とりあえず対応…
近隣で事件とか何かあったときに疑われないようにという事でパスポートとビザを確認しに来たようです。
恐らく、本来の目的は不法滞在している外国人ではないかの確認をされました😥
ビザの有効期限が切れてる、不法滞在者や不法就労者も少なからずいるみたいです😓
ウガンダで生活するとき、パスポートのコピーを持ち歩くことは必須ですね!
身分を証明する唯一の方法になります。
それに加えて、活動場所の近くにある警察署に行って挨拶しておいた方がいいという事も学びました。
そこら辺にいる警察官とか警備員は普通にでっかい銃持ってたりしてて怖いんですよね😒
さすがに撃ってるとこは見たことないですけど(笑)
警察が味方に付いてる方が心強いのは間違いないです👍
今回の一件でウガンダの警察もちゃんと仕事しているんだなと少し感心しました(笑)
今回しっかりパスポートと身分を確認してもらったので、向こう一年は安全に暮らせそうです👍
もうお世話にならないように気を付けないと…😅
環境も整ったので、今日も頑張ります!
ウガンダのリトルリーグ大会へ行ってきた
こんにちは!
そろそろ夏休みですね☀
夏と言えば高校野球⚾
私の母校が夏のベスト32まで進んでいるようで、プレーしているのは僕が卒業した後に入学してきた子たちでもやっぱり母校の結果は気になるなぁと思う今日この頃です(笑)
さて、今回は五月に行われたウガンダリトルリーグ大会の事についてお話ししようかなと思います!
1.プレー以前の問題
五月前半に行われた、ウガンダリトルリーグ大会にスタッフとして参加してきました。
今回の大会は7チームが参加し、一位のチームはリトルリーグの世界大会へ進出することになります。
リトルリーグの参加対象年齢は12歳以下の選手たちです。
今回参加しての第一印象は、「デカくね?(笑)」
12歳以下の選手対象の大会だったのですが、参加している半分以上のチームに12歳以下には見えない選手たちが…
実際に選手に
「君何歳?」と聞いてみたところ
「16歳だよ!」
と答えた選手もいました😂
日本では考えられませんが、ウガンダでは試合以前の部分でルールが守られていませんでした😅
2.何とかならないのか
この問題は何とかならないものかと思い、他のウガンダ人スタッフに話を聞いてみました。
理由は二種類ありました。
・ウガンダでは出生証明などの書類が曖昧な人も多く、年齢を正確に確認するのが難しいという事
・厳しく取り締まってしまうと、野球を知っている子供たちを集めることが困難であるため、運営側もレベルを落とさずに開催するためには見逃さざるを得ない
あげられたのは主にこの二点です。
これを聞くと難しいなあと思いますが、今後何とかしていかなければいけない問題だと思います。
16歳と自分で分かっている選手が12歳以下の選手たちに混ざってプレーする事は、ルール違反かつ危険でもあるので選手達やコーチ達自身でそれを止める動きを起こせる事が一番であり、ウガンダ野球の発展に必要な事かなと思いました。
3.レベルはどのくらい?
7チームの参加だったのですが、ある1チームの強さがずば抜けていました。
それは、ドジャースアカデミースクールのチームです🇺🇸
実はウガンダにはドジャースのアカデミースクールがあります。
地方の身体能力が高い選手を集めているようで全員凄いです。
学校で野球に力入れてるんだから、そりゃそこら辺のチームよりは強いですよね…😥
人数分の道具を確保、もはや人数の確保も難しい他のチームがアカデミーを倒すことが出来るようになるまでは時間が必要な気がします。
それでも、練習環境が整っていないわりに持ち前の身体能力を生かしてプレーしているのを見て可能性を感じました。
12歳以下(小学生)とは思えなかったですね
太刀打ちできるようなチームを作れるように子供達への野球指導頑張ろうと思います👍
4.最後に
大会通して思ったことは、各チームの監督で日本で野球をやったことのある人が多いなと思いました。
僕たちの活動に協力してくれるウガンダ人も日本で野球を見て、教わって野球の魅力に惹かれたそうです🇯🇵
日本とは違い、野球中継や野球ゲームのないウガンダは野球を身近に感じられる環境は整っていません。
日本やアメリカに行って高度な野球を見る、触れる、感じれる環境を作れればいいですが、金銭的に現実味がありません。
ウガンダでどうすればいかに野球の魅力を伝えられるか考えてこれからやっていきたいと思います。
では!
キャッチャーミット修理してみた
こんにちは、おばです!
キャッチャーミット修理してみたという事なんですけど、
実はウガンダでキャッチャーミット使い始めてから二週間くらいで紐が切れちゃいました(笑)
ウガンダのピッチャーの球は日本人と比べて手元で動くので紐が切れる事が結構あるようです。
まぁ自分が下手だから切れたっていうのも少なからずありますが(笑)
ってわけで修理しようと思ったんですけど選択肢は
「自分で直す」か「お店で直してもらうか」
の二択ですよね。
とはいえ、ウガンダではまだ野球がそこまで普及していない為野球用品を売ってるところなんてないし、修理できる人もいません😅
という事で、自分で修理することになりました👍
新しい紐は、日本へ一時帰国する職員さんに買ってきてもらうことで解決。
いい機会だと思ったので、ウェブ(網)部分以外にグローブ全部の紐を交換することにしました!
初めてだから順番忘れないように写真撮りながら外していこうってやってたんですけど、ミットの紐って凄い複雑ですね!
写真とか動画撮ってないと元通りにするの不可能だなとつくづく感じました。
↓とりあえず分解完了
中身はこんな感じ!
三枚おろしみたいになりましたね(笑)
これが衝撃を抑えてくれているのかと感謝しながら新しい紐を通していきます。
(交換した古い紐の中でまだ使えそうなものは壊れているグローブを直すのに使う予定です)
二時間くらいかけてようやく完成…
実は少し紐が足りなくてウェブの一番上の紐は古いのを使いました(笑)
150cm×5で足りなかったので自分で修理される方参考にしてください😎
自分で修理するのは構造とかがわかって面白かった半面、ミットが出来るまでにこれほどの労力がかけられているのかと知り、改めて道具が使えるありがたみを感じました。
もう紐切らないように気を付けます😁
野球関係で来る方はグラブ紐少し持って行っておくと役に立つかも?
後はバットグリップとかボールも!
ほとんどこんな感じです😅
消耗品はいくつあっても足りないですね😰
ウガンダで野球道具を手に入れるには輸送費などのとてもコストが必要になるので、今後野球を普及させていくとするならば、道具を安価で流通させるために国内で野球用品を製造する環境を作ることは大きい課題かなと思います🇺🇬
以前ウガンダで手作りのグローブを作ったことがあるようなので、今度手作りの紐で壊れてるグローブを直してみようかなと思ってます。
では!
ウガンダ野球代表について
みなさんこんにちは!おばです😊
七月に入り、雨季も終わり毎日日差しがさすようになってきました☀️
さて、今回は五月にオリンピック予選を戦ったウガンダの野球代表についてお話ししようかなと思います!
①野球は職業にできない
皆さん野球のナショナルチームと日本で言われたら誰を思い浮かべますか?
恐らく柳田選手や山田哲人選手など国内のリーグで活躍している選手ですよね!
ウガンダの代表選手は一部を除きほとんどが「野球」を職業にできません。
ウガンダの野球は歴史が浅く、国内にプロリーグはありません。
一部日本の独立リーグでプレーしている選手もいますが、未だNPBやMLBに出ていく選手というのは出てきていません。
野球をしてお金を得るという事が難しいためほとんどの代表選手は他に職業を持っています。
つまり、野球をしている間は家庭や自分の生活を犠牲にして野球をしているという事になりますね。
一番若い選手はなんと15歳の学生!
高校一年生くらいの選手が代表でオリンピックをかけて戦うのは凄いですよね…
②ウガンダ代表の実力
そんなウガンダ代表がどれほど強いのか興味ありますよね?
彼らが戦ったオリンピック東アフリカ予選の結果はこちら↓
ウガンダ🇺🇬 13-0 ケニア🇰🇪
ウガンダ🇺🇬 23-1 タンザニア🇹🇿
計 2勝0敗 でアフリカ代表決定戦へコマを進めました。
結構強いウガンダ代表🇺🇬
結果聞いた時はビックリしました。
東アフリカでは敵なしって感じですね。
選手のポテンシャルはとても高いです。
先述の15歳のピッチャーは140km/h近い速球を投げるし、バッター陣は練習で僕がバッティングピッチャーなんてやったときには、打球は簡単に外野の頭を越していきます(笑)
代表チームの練習補助、日本で言えば侍ジャパンの練習のお手伝いをさせてもらっているようなことなのでとてもいい経験をさせていただきました😍
そんな彼らは、オリンピック出場に向けて練習していましたが彼らにはとても大きな問題がありました。
③オリンピック予選に参加できないかもしれない
先述のように東アフリカ予選を勝ち抜き、さぁ代表決定戦!
と行きたかったのですが、行く前に問題がありました。
それは「お金」の問題です💶
オリンピック協会などから十分な予算が降りてこなかったようで、半月前の時点で十分なお金が集まっておらず、選手の数を減らして参加する、または棄権せざるをえないという状況にありました。
オリンピックという国際的な大きい大会の予選でもこういった問題が起こってしまうのかという驚きと、こういった現実があるという事実を知らなかったことが情けなく思えました。
そういった理由で、代表監督を含む野球協会のスタッフは資金集めに力を注いでいたため練習に100%の時間を注げていませんでした。
「途上国だから」
この一言で片付けてはいけない問題だと思います。
お金が原因で夢や目標を絶たれてしまう。
「勝ち上がっても参加できない」という事態が現実に起こってしまったら、野球の普及は難しくなっていくだろうなと思います。
これに関しては、WBSC(世界野球ソフトボール連盟)などのもっと大きい力が動くべき問題なのではないのかなと思いました。
④アフリカ最終予選
多くの方からのご支援によって、ウガンダ野球代表は南アフリカで行われる最終予選に人数を絞ってなんとか出場することが出来ました。
ご支援いただいた方、ありがとうございます。
オリンピック予選が行われるのは12年ぶりのようで、アフリカ全土から6チームが集まります。
その中から1チームだけが次の欧州予選に進み、その欧州予選で一位になれば東京オリンピック本戦出場となるとても厳しい道のりです。
大会開始直前に早速トラブル…
南アフリカ🇿🇦、ウガンダ🇺🇬、ジンバブエ🇿🇼、ブルキナファソ🇧🇫、ナイジェリア🇳🇬、ケニア🇰🇪の6チームで予選が行われる予定でしたが、ナイジェリアとケニアがVISAや資金の問題などで出場辞退…
4チームで最終予選が行われることになりました、
ウガンダ、ジンバブエ、ブルキナファソの3チームはなんと日本人監督!
アフリカ最終予選で監督がほぼ日本人ってなんか不思議ですね(笑)
率直に日本人凄いなぁって思います。
最大の敵は南アフリカ🇿🇦
アメリカのマイナーリーグでプレーしてた選手たちも多く強敵です。
試合日程は↓
総当たり戦の後決勝リーグという形です。
ウガンダは初戦で南アフリカに負けたものの、ジンバブエとブルキナファソには勝利!
二位で予選を終えました。
予選の結果は↓
順 勝ー負
1.南ア🇿🇦 3-0
2.ウガ🇺🇬 2-1
3.ジン🇿🇼 1-2
4.ブル🇧🇫 0-3
準決勝は三位のジンバブエと🇿🇼
結果は21-5の五回コールド勝ち!
計20安打の快勝でウガンダ代表決勝へ!
決勝の相手は南アフリカ🇿🇦です。
ジンバブエ戦ではいいピッチャーを温存できたため、これはウガンダにチャンスあるかも…
と期待していざ決勝戦!
結果は…
南ア🇿🇦 27-0 ウガンダ🇺🇬
まさかの五回コールド負け…
正直ここまで差があるとは思っていませんでした。
最終的に南アフリカには負けてしまいましたが、ウガンダはアフリカ二位という立派な成績でアフリカ最終予選を終えました。
南アフリカは欧州予選に進むことになりました。
欧州予選には日本で活躍するバレンティン選手のいるオランダなど強敵揃いですが、アフリカ代表として南アフリカには頑張ってもらいたいですね!
今回はあと一歩で残念でしたが、ウガンダ代表は平均的に若く、今15歳、16歳の高い能力を持った選手たちがが四年後力をつけて中心選手として活躍すれば次回はもっといい試合が出来るのではないかと思います。
④最後に
オリンピック予選が終わり、選手たちは次のステップへ進もうとしています。
日本の独立リーグでプレーする予定の選手は渡日に向けて毎日練習しています。
数年前まで選手たちはプロ野球選手という概念がなく、「いいコーチ」になりたいと言っていましたが、独立リーグでプレーする選手が出てきてからは「プロ野球選手になりたい」という選手が増えてきたようです。
NPBやMLBで活躍する選手が出てくれば「俺も!」と後に続いていい流れが出来るかもしれません。
ウガンダからプロ野球選手が出てくる日が今から楽しみです🇺🇬
では!
ウガンダでグラウンド整備
こんにちは!おばです。
前回は住居について書きました。
今回は、現在の住居に移ってくる前の期間にどこで何をしていたかについてお話ししようかなと思います。
前回についてはこちら↓
・グラウンドの整備
結論から言うと、移動するまでの間ナンサナという地域の野球チームが練習に利用しているグラウンドの整備を行っていました。
なぜ、グラウンド整備をすることになったかというと、、、
・地面がデコボコでまともに練習できない
・石やごみも沢山落ちている
・シューズを用意できずにスリッパや裸足で練習する子もいる
理由は主にこの三つです。
整備していたグラウンドのレベルは、正直日本の小学校の校庭以下です。
↓二時間くらい整備してこんなに多くのごみや岩が出てきました。
この環境で野球の練習をしようとしても、イレギュラーバウンドすることが当たり前で安心できずまともな練習が出来ません。
それに加えて、野球をプレーしている子供たちの中にはシューズが用意できずにサンダルや裸足でプレーしている子も少なくありません。
これでは足を切ったりしてすぐに怪我してしまいます。
スパイクやユニフォームを提供する道具の支援を出来ればしたいところですが、僕たち自身学生であり、お金を使った支援は難しいと考えました。
ウガンダで野球道具は販売していない為、道具を提供するとなると他国から輸入するしかないため、道具を用意するのに加え運送費などの費用が必要となります。
お金を使わずに出来ることを考えた結果、地道にグラウンド整備することを決めました。
整備していると予想もしていなかった大きさの岩が何個も出てきました。
よくこんな危険な状態でプレーできていたなとぞっとすると同時に身体能力の高さに感心しました
・うれしかったことも
嬉しかったこともあります。
日本人三人でグラウンド整備してると、現地の方から「なにしてるの?」と聞かれてグラウンド整備をしている事、何故それをしているのかを説明すると多くの人は僕たちの手伝いをしてくれました。
おそらく日本で同じことをやっていても手伝ってくれる人なかなかは現れないと思います。
何故手伝ってくれたのか彼に聞いてみると
「困っている人がいたら助けるでしょ!ようこそウガンダへ!」
といって二時間作業を手伝ってくれて、報酬を求めることもなく彼は帰っていきました。
活動を理解してくれて手伝ってくれたことがとてもうれしかったですね
この時に限らず、ウガンダ人は「困っていたら助ける」助け合いの思いが強いなと感じることが良くあります。
バイクが路上で倒れたらすぐに何人かで助けに駆け付けたりするのを見るとほっこりします。
優しい国民性はウガンダのいいところですね!
そんなこんなでこの活動を新居に移動するまで行っていました。
行くたびにごみが増えてたり、牛のふんが落ちてたりという事が続き、100%の状態にすることはできませんでしたが、選手たちが上手くなるための手助けを少しでもできたような気がします。
・最後に
場所は変わりましたが、これからも誰かのためになるようなことを一年間通して出来ればと思っています。(野球指導や居場所づくりなど)
では!