おばのウガンダ野球生活

Oli otya?大学三年次を休学してアフリカのウガンダ共和国にある野球ソフトボール協会でインターンとして一年間活動しています。そんな私の活動や日常生活を紹介していきます。

ウガンダでグラウンド整備

こんにちは!おばです。

前回は住居について書きました。

今回は、現在の住居に移ってくる前の期間にどこで何をしていたかについてお話ししようかなと思います。

 

 前回についてはこちら↓

www.ugmitsu.work

 ・グラウンドの整備

結論から言うと、移動するまでの間ナンサナという地域の野球チームが練習に利用しているグラウンドの整備を行っていました。

 

なぜ、グラウンド整備をすることになったかというと、、、

・地面がデコボコでまともに練習できない

・石やごみも沢山落ちている

・シューズを用意できずにスリッパや裸足で練習する子もいる

理由は主にこの三つです。

 

整備していたグラウンドのレベルは、正直日本の小学校の校庭以下です。

↓二時間くらい整備してこんなに多くのごみや岩が出てきました。

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二時間くらいやって集まった石とごみ

この環境で野球の練習をしようとしても、イレギュラーバウンドすることが当たり前で安心できずまともな練習が出来ません。

 

それに加えて、野球をプレーしている子供たちの中にはシューズが用意できずにサンダルや裸足でプレーしている子も少なくありません。

これでは足を切ったりしてすぐに怪我してしまいます。

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スリッパや裸足でプレーする子ども達

スパイクやユニフォームを提供する道具の支援を出来ればしたいところですが、僕たち自身学生であり、お金を使った支援は難しいと考えました。

ウガンダで野球道具は販売していない為、道具を提供するとなると他国から輸入するしかないため、道具を用意するのに加え運送費などの費用が必要となります。

 

お金を使わずに出来ることを考えた結果、地道にグラウンド整備することを決めました。

 

整備していると予想もしていなかった大きさの岩が何個も出てきました。

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よくこんな危険な状態でプレーできていたなとぞっとすると同時に身体能力の高さに感心しました

・うれしかったことも

嬉しかったこともあります。

 

日本人三人でグラウンド整備してると、現地の方から「なにしてるの?」と聞かれてグラウンド整備をしている事、何故それをしているのかを説明すると多くの人は僕たちの手伝いをしてくれました。

 

おそらく日本で同じことをやっていても手伝ってくれる人なかなかは現れないと思います。

何故手伝ってくれたのか彼に聞いてみると

「困っている人がいたら助けるでしょ!ようこそウガンダへ!」

といって二時間作業を手伝ってくれて、報酬を求めることもなく彼は帰っていきました。

活動を理解してくれて手伝ってくれたことがとてもうれしかったですね

 

この時に限らず、ウガンダ人は「困っていたら助ける」助け合いの思いが強いなと感じることが良くあります。

バイクが路上で倒れたらすぐに何人かで助けに駆け付けたりするのを見るとほっこりします。

 

優しい国民性はウガンダのいいところですね!

 

そんなこんなでこの活動を新居に移動するまで行っていました。

 

行くたびにごみが増えてたり、牛のふんが落ちてたりという事が続き、100%の状態にすることはできませんでしたが、選手たちが上手くなるための手助けを少しでもできたような気がします。

・最後に

場所は変わりましたが、これからも誰かのためになるようなことを一年間通して出来ればと思っています。(野球指導や居場所づくりなど)

 

では!