おばのウガンダ野球生活

Oli otya?大学三年次を休学してアフリカのウガンダ共和国にある野球ソフトボール協会でインターンとして一年間活動しています。そんな私の活動や日常生活を紹介していきます。

ウガンダのリトルリーグ大会へ行ってきた

こんにちは!

そろそろ夏休みですね☀

夏と言えば高校野球⚾

私の母校が夏のベスト32まで進んでいるようで、プレーしているのは僕が卒業した後に入学してきた子たちでもやっぱり母校の結果は気になるなぁと思う今日この頃です(笑)

 

さて、今回は五月に行われたウガンダリトルリーグ大会の事についてお話ししようかなと思います!

 

 

 

1.プレー以前の問題

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五月前半に行われた、ウガンダリトルリーグ大会にスタッフとして参加してきました。

 

今回の大会は7チームが参加し、一位のチームはリトルリーグの世界大会へ進出することになります。

 

リトルリーグの参加対象年齢は12歳以下の選手たちです。

 

今回参加しての第一印象は、「デカくね?(笑)」

 

12歳以下の選手対象の大会だったのですが、参加している半分以上のチームに12歳以下には見えない選手たちが…

 

実際に選手に

「君何歳?」と聞いてみたところ

「16歳だよ!」

と答えた選手もいました😂

 

日本では考えられませんが、ウガンダでは試合以前の部分でルールが守られていませんでした😅

2.何とかならないのか

この問題は何とかならないものかと思い、他のウガンダ人スタッフに話を聞いてみました。

理由は二種類ありました。

 

・ウガンダでは出生証明などの書類が曖昧な人も多く、年齢を正確に確認するのが難しいという事

 

・厳しく取り締まってしまうと、野球を知っている子供たちを集めることが困難であるため、運営側もレベルを落とさずに開催するためには見逃さざるを得ない

 

あげられたのは主にこの二点です。

これを聞くと難しいなあと思いますが、今後何とかしていかなければいけない問題だと思います。

 

16歳と自分で分かっている選手が12歳以下の選手たちに混ざってプレーする事は、ルール違反かつ危険でもあるので選手達やコーチ達自身でそれを止める動きを起こせる事が一番であり、ウガンダ野球の発展に必要な事かなと思いました。

 

3.レベルはどのくらい?

7チームの参加だったのですが、ある1チームの強さがずば抜けていました。

それは、ドジャースアカデミースクールのチームです🇺🇸

 

実はウガンダにはドジャースのアカデミースクールがあります。

地方の身体能力が高い選手を集めているようで全員凄いです。

 

学校で野球に力入れてるんだから、そりゃそこら辺のチームよりは強いですよね…😥

 

人数分の道具を確保、もはや人数の確保も難しい他のチームがアカデミーを倒すことが出来るようになるまでは時間が必要な気がします。

 

それでも、練習環境が整っていないわりに持ち前の身体能力を生かしてプレーしているのを見て可能性を感じました。

 

12歳以下(小学生)とは思えなかったですね

 

太刀打ちできるようなチームを作れるように子供達への野球指導頑張ろうと思います👍

 

4.最後に

大会通して思ったことは、各チームの監督で日本で野球をやったことのある人が多いなと思いました。

 

僕たちの活動に協力してくれるウガンダ人も日本で野球を見て、教わって野球の魅力に惹かれたそうです🇯🇵

 

日本とは違い、野球中継や野球ゲームのないウガンダは野球を身近に感じられる環境は整っていません。

 

日本やアメリカに行って高度な野球を見る、触れる、感じれる環境を作れればいいですが、金銭的に現実味がありません。

 

ウガンダでどうすればいかに野球の魅力を伝えられるか考えてこれからやっていきたいと思います。

 

では!